事業報告

医療機器分野で欧州最大級の認証機関テュフ ラインランドとの覚書締結について(10月14日)

平成27年10月14日、本県で整備中の「ふくしま医療機器開発支援センター」を活用した県内企業の海外進出支援を図るため、鈴木副知事がドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン(NRW)州にあるヨーロッパ最大級の第三者認証機関であるテュフ ラインランドを訪問し連携強化のための覚書を締結しました。



 



締結者:福島県知事(立会人:鈴木副知事)



     テュフ ラインランド 製品部門担当 副社長 ラルフ・ヴィルデ氏



 



覚書概要:



● 連携の可能性



福島県及びテュフ ラインランドは、ふくしま医療機器開発支援センターの発展及び運営に協力をする。



 また、両者は、以下の3分野について協力を行う。



(1)相互の人材交流及び人材育成



(2)両者が有する試験所間の協力



(3)両者が有する試験所の利用者に対する相互支援



      



● 想定される主な効果



  (1)相互の人材交流と人材育成



 人材交流や人材育成の協力を行うことにより、相互が有する試験所の技術力の向上を図ることができる。



  (2)両者が有する試験所間の協力



試験所間の協力を行うことにより、お互いが有する試験所での試験結果データの相互利用をすることができる。



  (3)両者が有する試験所の利用者に対する相互支援



  「ふくしま医療機器開発支援センター」利用者が海外展開を希望したとき、ヨーロッパをはじめとして世界中に展開をしているテュフ ラインランドにより、海外等での医療機器承認等の支援を受けることができる。



また、テュフ ラインランド試験所の利用者が日本進出を希望した場合、同センターにおいて支援を行う。



 



 ● 発言概要



(1)鈴木副知事



「今回の覚書締結は、本県復興の更なる追い風となる大変有意義なものであり、双方が有する試験所間の連携を深め、利用者にとってより良いものになると確信している。」



(2)ヴィルデ 製品部門担当 副社長



 「覚書締結により、医療機器分野における福島県と欧州企業との連携の架け橋となることを望んでいる。」