入会案内

福島県半導体関連産業協議会設立趣意書

1947年、ベル研究所において点接触型トランジスタが発明されて以来、60年を経た今日でもなお半導体産業では技術革新が続き、応用範囲が拡大し、人類に多大な恩恵をもたらし続けています。コンピュータはもちろん、携帯電話、情報家電、自動車など半導体を応用した製品は拡大を続け、電子産業はもちろん、自動車、通信放送、金融保険、医療、教育など、世界経済の大きな分野が半導体によって支えられています。

一方、福島県に目を転じると、半導体の材料、半導体デバイス、半導体製造装置(部品)、半導体応用製品など、半導体に関連した様々な企業が立地しており、各社各技術者が膨大なノウハウを蓄積しています。こうした本県のポテンシャルを生かしながら、産学官が半導体関連産業の振興について話し合い、連携する場を設けることにより、本県の企業が、日本はもちろん世界の半導体関連産業に製品を供給するなど、その発展に大いに貢献できるものと考えられます。

このため、半導体の社会的・経済的・技術的重要性と産学官連携した産業振興の重要性を認識し、ここに有志による「福島県半導体関連産業協議会」の設立を提唱することとしました。

本協議会において、県内外の企業との交流による新たな取引の促進、産学官連携による新製品・新技術の開発、産業界と教育界が連携した人材育成、ものづくりに関する普及啓発などに取り組むことより、日本のみならず世界の半導体関連産業への貢献を通じて、地域社会と会員の発展に寄与してまいりたいと考えております。

この趣旨をご理解いただき、多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。

平成19年3月

福島県半導体関連産業協議会発起人
代表 富士通株式会社電子デバイス事業本部
本部長代理(製造担当)門馬 秀夫

ページトップ▲