地域イノベーションクラスタープログラム(グローバル型)事業

事業の概要

都市エリアの研究成果であるハプティック(触覚)技術に、光技術、情報処理技術等を加えて、血糖値を始めとする非侵襲、低侵襲型の装置の開発や、触覚機能を持った内視鏡の開発、及びその遠隔システム化に取り組み、優しさと安全性を備えた先端的診断機器及び治験器具の開発と事業化を行い、本県における次世代医療産業クラスターを形成します。

1.位相シフト法を応用した診断用オプティカルデバイスの開発


都市エリア事業(発展型)の研究成果である位相シフト法の技術を、オプティカルデバイスに応用し、非侵襲型血糖値計や高機能型バイタルサインデバイス、光トモグラフィ及び光トポグラフィ装置などの新しい医療診断機器を開発する。

2.救急・周産期・周術期医療用診断機器開発と遠隔医療システムの展開


位相シフト法のオプティカル技術を融合させた新しいセンサーを開発し、救急・周産期・周術期医療の診断機器開発やそれらを用いた遠隔医療への展開を検討する。

3.医療 Visible(観る)ーTansible(触る)技術の開発と高度診断・治療機器への応用展開


バックラッシュのない高精密メカニズムに位相シフト法を融合させ、触覚機能を持つ手術用鉗子等の開発、及び高機能型内視鏡を開発する。

核となる研究機関

・日本大学
・福島県立医科大学
・福島大学
・会津大学

主な参加研究機関

・産・・・(株)ピーアンドエム、並木精密宝石(株)、(株)アトム 他
・学・・・日本大学工学部、福島県立医科大学、福島大学、会津大学 他
・官・・・福島県ハイテクプラザ 他