プロジェクトについて
アクションプラン
Plan1 医療福祉機器研究会の開催
医療機関や日本医療機器学会等産業界との対話を通じて、「安全かつ高品質」で「コスト削減」が図れる医療機器の創出を目指していきます。
- 医療現場の最前線 医師、臨床工学技士等から医療ニーズを収集し、改良開発を促進します。
- 医療機器メーカーと異業種企業との交流を積極的に行っています。
Plan2 ビジネスマッチングの実施
全国の企業、大学等研究機関と福島県内中小企業のマッチングを実施しています。
- 企業・大学訪問件数 年間 98件
(H20実績 (財)福島県産業振興センター配置の科学技術コーディネータ活動実績) - 機器メーカーからの開発試作案件、OEM生産案件、部材供給、大学研究者からの試作案件等 27件がマッチング成立
Plan3 大学技術シーズを活用した医療機器研究開発の促進
-民間主導の事業化チームが強力にサポート-
日本大学工学部が有する「ハプティック(触覚)」技術を活用し、次世代医療機器・バイオメディカル機器、医療支援システムの開発にチャレンジしています。
メインテーマ
- 医工連携によるハプティック(触覚)技術の高機能化、医療機器へ応用
(都市エリア産学連携推進事業「発展型」文部科学省(H18~20) - 日本大学工学部、福島県立医科大学、福島大学理工学類
従来の産学官連携による研究開発の場合、ニーズ開発に多くの時間と資金を費やすことになりますが、民間主導の事業化チームが市場調査から知財、薬事戦略まで、大学研究まで進捗管理することで、製品化を進めました。
この結果、眼科用診断機器、不妊治療機器などの製品化が期待されています。
Plan4 中小企業に対する事業化支援
異業種から医療産業への新規参入を促進させるため、イニシャルコストの低減とリスク分散を考慮した事業化支援制度を用意しております。
支援メニュー
- デザイン設計
- 試作品作製
- 性能試験
- 安全性試験等に必要な費用助成
主な実績
- 特殊めっき業者が、歯科用医療機器への応用開発に成功し、機器メーカーに材料を供給
- 金属精密加工業者が、医療用形状記憶合金細径長尺チューブの開発に成功し、機器メーカーに材料を提供
Plan5 中小企業に薬事法許認可支援
-薬務課が全面的にバックアップ-
- 行政指導により、異業種から医療機器製造業への新規参入を強力に後押ししています(無料でサポート)。
たとえ、材料・部品供給に特化した中小企業に対しても、QMSを厳守した品質保証体制の構築を推奨しております。
(H17~20.4実績 11社が製造許可取得に成功 - 薬事法セミナー、企業個別コンサルテーション、薬事担当者養成講座(人材育成)の実施
Plan6 中小企業への販路拡大支援
中小企業が有する技術力を全国にPRするほか、事業提携先を紹介しています。
- 医療機器設計製造展示会&技術セミナー「メディカルクリエーションふくしま」の開催
- メディカルショージャパン&ビジネスエキスポへの「ふくしまパビリオン出展」
- ふくしま―大阪・神戸ビジネス交流会の開催
- 海外医療機器関連展示会への出店(MD&Mなど)
※MD&M Medical Design & Manufacturingの略