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平成25年度第1回医工連携人材育成セミナー開催報告

平成25年度第1回医工連携人材育成セミナーを開催しましたので、御報告いたします。
第2回は平成25年11月の開催を予定しております(当ホームページでご案内予定です)。

期 間:平成25年7月19日~平成25年8月6日の7日間
場 所:(公大)福島県立医科大学
    ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 須賀川事業所
参加者:11企業・団体 延べ68名

第1回目のセミナーは、医療産業への新規参入を目指す「ものづくり企業」を対象に、「医療機器」が医療現場でどのように使われ、そして、どのようなプロセスで開発・製造されるのか、遵守すべき法規制(薬事法等)は何かといった基本的な仕組みを、経営的視点と併せて理解していただくことを目的に開催しました。

<1日目>
 株式会社スカイネット 代表取締役 井上政昭氏より「医療産業の概要と経営的視点」をメインテーマに、「医療関連産業の現況と今後(医療機器分野)」と「医療関連産業参入への経営的視点」について講義が行われました。

<2日目~4日目、6日目>
 「医療現場の実際と医療機器」と題し、福島県立医科大学附属病院内の医療施設を見学し、医療現場で使用される医療機器の機能や構造、管理方法について理解しました。また、施設見学の最終日には交流会を開催し、参加者間の交流を深めました。
【主な見学施設】
 臨床工学センター・手術室、内視鏡診療部、集中治療部
リハビリテーションセンター、放射線部、救急救命センター、ドクターヘリ
 クリニカルスキルスラボラトリー

<5日目>
 世界を代表する医療機器メーカーであるジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社須賀川事業所の製造現場を、同事業所の小林利彰所長に案内いただき見学しました。

<7日目>
 株式会社スカイネット 代表取締役 井上政昭氏より医療関連産業新規参入において必要となる薬事法の概要と薬事許認可を取得する際に必要となる取り組みについて、現在進行している改正薬事法も踏まえた講演が行われました。
 その後、福島県の医療関連産業参入支援に対する取組みや助成制度について説明がありました。