あいさつ 福島県知事


 医聖・野口英世のふるさと福島県では、平成14年度から医療福祉機器関連産業の集積を開始し、平成21年には、薬事工業生産動態統計年報(厚生労働省)で医療機器生産金額が801億円で全国8位、同じく医療機器受託生産金額が187億円で全国1位、また、平成21年工業統計調査(経済産業省)では、医療用機械器具の部品生産金額が114億円で全国2位となるなど、国内有数の医療機器生産県に成長いたしました。

 この間、文部科学省から「都市エリア産学官連携促進事業(一般型)」、「同発展型」、「地域イノベーション戦略支援プログラム(グローバル型)」の採択を受け、産学官による医療機器の研究開発を進めるとともに、経済産業省の支援を受け、地方自治体主催としては唯一の医療機器関連展示会である「メディカルクリエーションふくしま」を継続的に開催することでその研究成果等の事業化を推進してきたところです。

 本県は、東日本大震災により、製造業をはじめとしたあらゆる分野で、これまで経験したことのない甚大な被害を受けております。その中で、本県は医療福祉機器関連産業をリーディング産業の1つと位置付け、復興に向けての核としたいと考えております。今後も引き続き、研究開発から事業化まで、産学官金連携による一体的な支援を行い、「世界をリードする医療機器設計・製造ハブ拠点」の形成を目指してまいります。
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          平成23年6月

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